自分自身にとって最適で最高の奏法を身につけるには
『感触を大切に』することが何よりも重要でしょう。

 

様々な知識を得ることは必要ですし
名手の弾き方を参考にすることも大切です。

 

しかし最終的に頼るべきは、自分の感触です。

 

というのも、自分がどう感じているかということは
結局のところ自分にしか分からないことなんですね。

 

もちろん、独善的になるのが良いわけではありません。

 

そのため、客観的な視点もできる限り参考にすべきです。

 

しかし、その一方で主観を無視して良いわけではありませんし
客観的な視点を尊重した上でのことであれば
むしろ主観はより重要かもしれません。

 

…と、言葉にするとややこしくなりますが
自分自身が感じていることは、
決して軽視や無視をしないことが大切だと思います。

 

ただ、何となく感じているという程度では
あまり当てにならない面もあります。

 

そこで、まずはその感触を研ぎ澄ますことも必要です。

 

左指が弦を押さえている感触、
右指が弦を捉えて弾く感触、
これらを出来るだけ克明に感じようとすると
自然に弾き方は洗練されていくはずです。

 

一番良くないのはアバウトな感覚のまま
人のマネをしてしまうこと。

 

これをやると、指に妙な負担をかけ
故障につながる危険性もあります。

 

そうならないよう、『感触を大切に』してください。