練習というのは、ある程度ルーチンワーク、
つまり『決まり』きったことを繰り返す必要があります。
しかし、それだけでは飽き飽きしてしまいますよね。
そこで大切になってくるのが『変化』です。
でも、変化しすぎて基準が分からなくなると
混乱してしまいますから、やはり決まりも大切です。
つまり、決まりと変化はどちらも欠かせず
両方のバランスをとることが必要なんですね。
これを、もう少し具体的な練習内容に置き換えて
- 決まり→基本練習
- 変化→曲
とすると分かりやすいでしょうか。
基本練習は、一見退屈に感じてしまいますし
(よく研究すると、そうでもないのですが)
ついつい敬遠したくなる人も少なくないでしょう。
それに比べると、そのときどきで興味のある
曲を練習するほうが遥かに楽しいものです。
でも、曲をしっかり弾きこなすには
基本練習が欠かせません。
また、ずっと同じ練習をしているからこそ
上達の度合いを確認しやすいという側面もあり
これは曲を弾いているだけでは分かりにくいんですね。
決まりと変化はどちらも大切なものですから
上手にバランスを取り、どちらも楽しみながら
取り組んでいくようにしましょう。