今日は「6th」と呼ばれるコードについて調べていきます。

そこまで頻繁ではないかもしれませんが
目にすることも少なくないコードですので、よく覚えておきましょう。

◆6thコードとは

これまで取り上げてきた「セブンス・コード」や
昨日の「sus4」を思い浮かべれば分かると思いますが、
「6th」というのは『6度の音』を指しています。

ですから、元のコードに6度の音を加えれば良いわけです。

例えば「C」を6thにする場合、
「ド」から数えて6度に当たるのは「ラ」ですから、次のようになります。

仕組み自体は至ってシンプルですね。

そしてこの場合は「C6」というコードネームになり、
「シー・シックス」と読みます。
(正確には「シックスス」ですが、「シックス」と呼ぶのが通例です)

なお、この場合の6度というのは「長6度」を指すことも覚えておいてください。

というのも「短6度」の音、「C」の場合なら「ラ♭」になりますが、
これを使うと第5音の「ソ」と半音しか違わず、響きが濁ってしまうんですね。

そのため、6thでは必ず長6度の音を加えます。

これはメジャーコードでもマイナーコードでも共通していますので
しっかりと覚えておいてください。

◆ギターで弾く場合は

仕組みそのものはシンプルな6thコードですが、
ギターで弾く場合は、ちょっと注意が必要です。

というのも、ギターでは運指の都合上、
5度と6度の音が重ねられないケースも少なからず出てきます。

例えば「C6」をローポジションで取ると、次のようになります。

ここでは第5音の「ソ」が省かれていますね。

そして、この音の並びだと「Am/C」と見ることもできてしまいます。

ただ、これはギターの音域上、仕方ない制約ですので
そういうものだと思って、覚えておいてください。

また、④弦を飛ばす形になりますが、「ソ」をオクターブ上げると
次のような押さえ方もできますね。

さらに、ミドルポジションならこういう押さえ方もできます。

幾つかのパターンが考えられますが、前後関係によっても変わりますので
適宜、使い分けられるようにしておきましょう。

◆今日のまとめ

今日は「6thコード」について、「C6」を例に調べてきました。

仕組みとしては、長6度の音を加えるというシンプルなものですが
ギターで弾く場合には、第5音の省略やオクターブ移動など
工夫も必要なので注意しておいてください。