昨日のテヌートに引き続き、今日も音を伸ばす記号である
『フェルマータ』を見ていきましょう。

これも印象的な表現をする上で欠かせないものですので
意味をしっかりと確認しておいてください。

◆フェルマータの意味

『フェルマータ』の元々の意味は『停止する』ということです。

ですから、フェルマータの付いた音は、
それまでのテンポから大きくはみ出して伸ばす場合がほとんどです。

どのくらい伸ばすのかというと、
目安としては1.5倍とか2倍と言われることもありますが
実際には曲の表情に合わせて決められます。

つまり演奏者によって長さが変わってくるということですね。

●フェルマータの書き方

フェルマータは、音符の上に次のような記号を書いて表します。

なおフェルマータの記号は音符の下に書かれることもありますが
意味は同じです。

また、休符にフェルマータがつくこともあります。

この場合は、もちろん休符を長く伸ばすわけですね。

◆今日のまとめ

今日は、音を伸ばす記号である『フェルマータ』を取り上げました。

ギターの場合、一度音を出してしまうと、
ついつい伸びている音には無関心になりやすく
フェルマータも、単に待っているだけになりやすいですが
それでは音楽的な演奏にはなりにくいものです。

しっかりと心の中で歌いながら伸ばすことも意識しておきましょう。