今週は、いろいろな音階を見てきましたが
今日は『アラビア音階』を取り上げてみます。

独特な雰囲氣を持つ音階ですから
その特徴をつかんでおきましょう。

◆代表的なアラビア音階

一口に “アラビア音階” といっても、地域によって違い
実は150種類以上あると言われています。

さすがに、その全てを取り上げることはできませんので
ここでは特に代表的な2つを紹介しましょう。

● マカーム・ヒジャーズカル

「マカーム」というのは「旋法」を指す言葉ですので、
敢えて日本語訳すると『ヒジャーズカル旋法』ということになります。

この旋法の特徴は、第2音の「レ」と第6音の「ラ」が
半音下がるということですね。

これを聴くだけでも、アラビアの雰囲氣が感じられますね。

では、このマカーム・ヒジャーズカルを使って
『チューリップ』を弾くとどうなるか、聴いてみてください。

アラビアに咲くチューリップが思い浮かんだでしょうか(笑)

● マカーム・ナワサル

次は『ナワサル旋法』ですね。

この旋法の特徴は、第3音の「ミ」と第6音の「ラ」が半音下がり
第4音の「ファ」が半音上がるところです。

1つ目のマカーム・ヒジャーズカルとは違うのですが
やはりアラビアの雰囲氣が感じられますね。

では、マカーム・ナワサルを使って『ちょうちょ』を弾くとどうなるか
聴いてみてください。

アラビアに飛ぶ、ちょうちょが思い浮かんだでしょうか(笑)

◆今日のまとめ

今日はアラビア音階の中から、
“マカーム・ヒジャーズカル” と “マカーム・ナワサル” の
2種類の旋法を取り上げました。

それぞれに特徴のある音階ですね。

今日は『チューリップ』と『ちょうちょ』を例に挙げましたが
他の曲にもアラビア音階を使うとどうなるか、
遊び感覚で試してみてください。

かなりイメージが変わりますよ。