一般的な長音階や短音階のことを “全音階” と呼ぶことがありますが
それとは別に『全音音階』というものもあります。

この全音音階がどのようなものなのか、早速見ていきましょう。

◆全音音階とは

通常の長音階や短音階の場合、
隣り合った音が全音の場合と半音の場合とがありますね。

それに対して、すべての音の間隔が全音のものを
『全音音階』と呼び、1オクターブが6等分されています。

他の音階にはない、独特な雰囲氣を醸し出していますね。

この全音音階は、印象派の大家であるドビュッシーが
好んで使ったことでも知られています。

ドビュッシーは全音音階を使って、それまでの音楽とは違う
新しい世界観を描き出したんですね。

●3つの全音音階

全音音階には、上記の譜例のように「ド」から始まるものの他に
「ド♯」から始まるものと

「レ♭」から始まるものがあります。

音を聴くと分かるとおり、「ド♯」から始まる全音音階と
「レ♭」から始まる全音音階は同じものです。

しかし、 「ド♯」 と 「レ♭」 は音名が違うので
音楽理論上は別のものとして扱われることに注意してください。

◆今日のまとめ

今日は全音音階を取り上げました。

本当は、もう少し細かく分類することもできるのですが
ギターでは登場することの少ないものでもありますので
ひとまず、ザックリと理解しておけば良いでしょう。

でも機会があれば、ドビュッシーの作品なども
詳しく研究してみると面白いですよ。