「楽譜を読むのがどうしても苦手で…」

という声を聞くことも少なくありません。

確かに、読み慣れないと難しく感じてしまうのは
仕方がない面があると思います。

でも、基本的なことから一つずつ理解していき
その上で読み慣れていきさえすれば
誰もがスラスラ読めるようになるものなんですよ。

また、「読めない」と思っている人は
いきなり複雑な楽譜を読もうとする傾向もあるようです。

どんなものでも、いきなり難しいことに取り組んだのでは
挫折する可能性も高くなってしまいますね。

そこで今日からしばらくは、楽譜についての『基本中の基本』
できる限り丁寧に説明していってみます。

これらを順に理解することで、
楽譜についての苦手意識も薄れていくと思いますから
慌てずに一つずつ、読み進めていってくださいね。

◆まずは「五線」から

楽譜のことを「五線譜」と呼ぶこともあります。

これは文字通り、五本の線の上に音符を書き込むことで
楽譜が構成されているからです。

また、この五線だけが書かれた用紙のことを「五線紙」と呼びますが、
これは言ってみれば音楽のキャンバスのようなもので
作曲や編曲をする人にとっては必須のアイテムですね。

楽譜を書くことが読むことの助けにもなりますから
特に作曲や編曲をするつもりがなくても五線紙を用意しておき
いつでも書けるようにしておくと理解が深まりやすくなりますよ。

●五線 各部の呼び方

たった五本の線が書かれているシンプルなものですが
これも各部に名前がついています。

まずは、こちらから。

下から順番に、第一線~第五線と読んでいきます。

次は、こちら。

線と線の間ですね。

ちなみにこの場合は間(かん)と読み、
下から順番に第一間~第四間まであります。

そして、この線と間に音符を置いていくわけですが、
この五線だけだと、9つまでしか音の高さを表すことができません。

そこで考えられたものが…

●加線と加間

“加線”、文字通り線を加えるわけです。

これは五線の上に線を加えた例ですが、
線だけでなく間も追加することができますね。

ちなみに、追加された間は “加間” とも呼ばれます。

次は五線の下に線を加えた例です。

このような形で、上下に線を加えることで
理論上はいくらでも高さの違う音を書き表すことができますね。

この加線、加間が増えてくると読みづらくはなりますが、
これも無限ではありませんから、ある程度覚えてしまえば
そんなに難しいものでもありません。

できるだけ見慣れていくようにしましょう。

◆今日のまとめ

今日は、楽譜についての超基本ということで
五線の構成を取り上げました。

まぁ、実際に第一線とか第一間などの言葉を使うことは
あまりありませんが、基本中の基本ということで
ひとまず、これらの名称も知っておいて損はありません。

それに、順に数えるだけですから仕組みさえ分かってしまえば
そんなに難しいものではありませんね。

一つずつ、楽譜についての知識を増やしていきましょう。