雨の日の思い出
たしか、小学2年生の頃だったと記憶しているのですが、ある日の図工の授業で「雨の日の絵を描きましょう」という課題が出ました。
で、そのときに渡されたのが、薄いグレーの画用紙。
当時、紙といえば、しかもそれが画用紙であればなおさら白しか思い浮かばなかった小学生にとって、グレーのものがあり、さらにそこに絵を描くというのはとても新鮮に映ったものです。
正直なところ、実際にどんな絵を描いたのかは全く覚えていません(笑)
多分、教室の窓から見える風景を描いたのでしょうね。
でも、グレーの画用紙に描いたというのは、あれから45年以上経った今でも印象に残っています。
きっとあのときも、今と同じ梅雨の時期だったんでしょうね。
雨の日の鉛色の空を見ると、ふとあの頃のことを思い出して、ちょっとノスタルジックな氣持ちになります。