4スタンス理論の提唱者である廣戸聡一氏によると、
重心のかかり方の4つのパターンは、
ほぼ世界各国で満遍なく見られるということです。

 

ということは、自分にとって最高の方法でも、
4分の3の人たちには、当てはまらない可能性が
高い
と考えられます。

つまり、25%の人にしか役立たないということですね。

 

ギターの場合、前重心か後重心かは
影響が少ないと思いますから、
内側か外側かだけで分類したとしても
50%の人にしか当てはまりません。

 

もちろん、各タイプで共通する部分もあるでしょうし、
実際にはこの数字通りにドンピシャで割り切れるわけでは
ありませんが、少なくとも可能性はあるということです。

ということは、一つの奏法(フォームやタッチ)だけに
こだわってしまうのは危険性が高いと思われます。

 

ですから、どんな名手であっても
安直に真似をしてはいけないわけです。

 

また、熱心な先生ほど生徒さんに上手くなってもらおうと、
自分自身で最高だと思う弾き方を一生懸命指導しますし、
真面目な生徒さんほど、その先生の思いに応えようと
言われたことを一生懸命マスターしようとすることでしょう。

 

お互いに好意的ですし、一生懸命なのですが、
この2人の重心のタイプが正反対だった場合、
生徒さんは上達しづらい状況になると考えられます。

真面目にやろうとすればするほど
どうしても弾きにくくなりますから。

 

もちろん、そんなことにはならないでほしいのですが
重心のタイプを知っておかないと、残念ながら、
こういう状況が起こってしまうかもしれません。

 

ですから、一つの指針として、
重心のタイプがあるということを
多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

その上で、具体的にどんなことに氣をつけて、
どんなフォームで弾いていけばいいのか。

その辺りのことを、次回からお話していきたいと思います。

 

 

≫右手のフォームを決めるには