以前に、4スタンス理論を紹介していた
テレビ番組で、こんな実験をしていました。
重い荷物を持つときに、前重心の人と
後重心の人とで、どのように変わるか
というものだったのですが、概ね、

 ・前重心の人は、最初に腰を曲げて荷物を持とうとする
・後重心の人は、最初に膝を曲げて荷物を持とうとする

という違いがあるとされています。

 

そして、この動作を入れ替えてみるとどうなるのか?

つまり、前重心の人が最初に膝を曲げ、
後重心の人が最初に腰を曲げてみると、
見事にどちらも荷物を持てないどころか、
バランスを崩してコケてしまうのです。

さらに面白かったのは、それを見ていた人たちの反応です。

前重心の人たちは、後重心の人が
バランスを崩すのを理解できず、
逆に後重心の人たちは、前重心の人が
バランス崩すのを理解できないのです。

 

テレビ番組ですから演出もあったのでしょうが、
要は、自分と違うタイプの人の反応は理解できないのです。

なぜなら、自分には簡単に出来てしまうから。

 

で、これはギターの奏法に関しても
同じことが言えると思うのです。

 

ちなみに、僕自身は前重心の内側重心です。

前重心か後重心かは、あまり影響ないと考えていますが、
内側重心か外側重心かは大きな影響があると思います。

 

で、その昔、

 

ある、外側重心の人が演奏しているのを
まじまじと見たことがありました。

その時は、外側重心とか内側重心という
分類では考えていませんでしたが、率直な感想は、

「なぜ、これで弾けるんだろう?」

というものでした。

 

つまり、僕の目から見ると、その人の弾き方は
不自然極まりないもので、エネルギーの流れ方も
想像がつかず、かなり無理しているように感じました。

頭の中が
「???????????????????」
となっていたことを、よく覚えています(笑)

 

ですが現実として、その人は上手に弾いているのです。

 

逆に、恐らく外側重心と思われる人から
こんなことを言われることもあります。

「指を壊さないように氣をつけてくださいね」

 

最初は、「なんだそれ?失礼な」(笑)と
思ったものですが、今では意味がわかります。

外側重心の人にとっては、内側重心の弾き方は
かなり無理をしているように見えるはずですから。

 

ですが、僕自身はかなり楽な弾き方をしています。

 

色々な人の演奏を見てきて思うことですが、
どんなフォームやタッチであっても
美しい音で見事な演奏をする人はいます

 

逆に、どんなフォームやタッチであっても
音が汚く演奏も残念な人というのもいるものです。

 

だから、表面的な弾き方を見て
「自分にとっての理想と違うから」
という理由だけで正しいとか間違っているとは
決して言えないと思うんですね。

 

これを意識しておかないと
色々と問題も起こってくると思います。

例えば・・・

 

 

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